黄昏フランソワ

甘いものとかわいいものと懐かしいものが好き

お久しぶりです。いつのまにか2022年になり、2月になっていました。自己満足ブログですが、もし見ている方いましたら今年もよろしくお願いいたします。

 

以前、松竹座でAnotherを観劇した際の記事で目の前にあったレッドという喫茶店のことを書きましたが、ちらっと触れた、レッドと同じコロンバージュという建築様式の、地元にかつてあったパン屋さんについて書きたいと思います。

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アンディズ (2018年閉業)

この素敵な建物も看板も残念ながら今はありません。

久しぶりに写真を引っ張り出してみましたが、山型食パンの形になってる看板かわいいなあ…とあらためて思います。その下にある小さめの看板にキャラクターのようなものが描かれていますが、店内に大きな人形が飾ってありました。

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バイキングのような格好をした坊やがケーキの盾とフランスパンの剣を持っていてとってもかわいい。

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こちらの坊やはお店の紙袋にもいました。アンディズは数え切れないくらい行って、その度に紙袋も貰っていたはずなのですが…手元にあるのはこの1枚のみ。大切にします。

裏面は同じ系列店だったシェ・オーサワというケーキ屋さん。こちらも現在閉業されています。建物は残っていて、今は焼肉屋さんです。

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最近、母が昔の財布を整理していたら中から出てきたアンディズのパンカードとシェ・オーサワのケーキカード。これが残っている人もそんなにいないんじゃないかな。紙袋とともに大切にします。

シェ・オーサワは1回しか行ったことがなくて記憶が曖昧なのですが、縦長のお店の奥の方は喫茶スペースがあったような…、とケーキカードの「コーヒー1杯さしあげます」の文字を見てふと思いました。営業中にお茶したかったなあ(深谷駅周辺でお茶ができるようなお店、本当に少ないんですよ…)。

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雑誌を1冊作るという課題が学生の頃にあったのですが、地元の素敵なお店のことをたくさん書こうと思いあちこち足繁く通っていた時期がありました。アンディズの写真もそのときに撮ったのでかなり昔のものです。

課題の旨を説明すると快く撮影許可をしていただけました。お店のキャラクターの坊や、もし名前があったなら聞けばよかったなあ…。

 

この課題よりさらに遡って中学生の頃は週末、それも2週間に1回図書館へ行って(本の返却期限が2週間なので)上限まで本を借り、近くの城址公園で午後いっぱいを本を読みながら過ごすという今思えば贅沢な休日を送っていました。

たいていお昼前に行くので本を読む前にアンディズでパンを2〜3個買い、それをお昼ごはんに食べるのも楽しみで。…本当に贅沢ですね笑。

いつも絶対買うくらい大好きだったのがカマンベールパンという丸いハード系のパンで、外がカリカリで中がモチモチ、中心にカマンベールチーズが入っているのですがこれが本当においしくて!たまに家で食べるときはレンジであたためるとチーズがとけてもう最高です。

たまにふっと思い出して恋しくなるのですが、これに似たパンはありそうでなかなかないんですよね。

頼んだらその場でバターやジャムを塗ってくれるコッペパンも好きでした。冬限定のコーヒークリームもおいしかったなあ…なんていろいろ思い出して懐かしくなったり。

 

なんだか思い出話ばかりになってしまいました。昔の写真を見返していて、なくなってしまったお店が増えたなあと思い、どこかに残しておきたくて。

なかなかコンスタントに更新ができず悩ましいところですが、これからも昔を振り返ったり今にワクワクしたり、そんなふうに記事を書けたらなと思います。